Building Qt for Linux/ja
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Linux での Qt のビルド
Qt はたくさんのモジュール、configure のオプション、追加機能を持つ、とても大きなフレームワークです。ソースからのビルドに直面したとき、必要な依存関係をどうやって解決するか、ビルドに必要な機能を見極めようとするのはチャレンジでしょう!
“standard minimum configuration”(標準的な最小限の設定) として見なすことの出来る Linux の機能は: ZLib, JPEG, TIFF, MNG, PNG, OpenGL, GStreamer, ALSA, FreeType, FontConfig, CUPS, D-Bus, X*, OpenSSL, そして SQLite になるでしょう。
以下の表は Qt 4.5 から2010年12月時点の trunk の全てのバージョンが依存するパッケージ名の包括的なリストになります。Ubuntu のパッケージ名だけを示していますが、その他のディストリビューションのパッケージ名も追加してください。
「モジュール」の列がその機能で必要な最低レベルのモジュールを示しています(例えば、QtCore がその機能を使っていた場合、QtGui ではそのモジュールをリストに載せていません)。互いに独立な複数のモジュールに依存している場合はそれぞれのモジュールを記載しています。
1 サポートされていますが、Qt 4.5 でのビルド方法を見つけることが出来ませんでした。
2 Qt for Embedded Linux のビルド時に、“configure” に ‑DMESA_EGL_NO_X11_HEADERS オプションを付ける必要があります。 .qmake.cache を使っても可能かもしれません。
3 “configure” に “$(pkg‑config gstreamer‑interfaces‑0.10 gstreamer‑video‑0.10 gstreamer‑base‑0.10 ‑‑cflags‑only‑I)” オプションが必要です。
4 別途 libGLES_CM.so が必要となります。
5 Qt 4.6 から unixodbc ではなく libiodbc2 がサポートされています。
6 パッケージのインストール後に “ln ‑s libfbclient.so /usr/lib/libgds.so” の実行が必要です。